漫画家とは?

漫画家とは?

 

 漫画家の仕事は、担当編集者と協力しなければやっていけない。
 週刊誌の編集者であればその雑誌でどういったことが今読者が望んでいるかを
 分かっているから、その内容を含めて漫画家にアドバイスをくれるよ。
 漫画家は描きたいように漫画を描いているだけでは、人気が出ないこともある。
 そういった時は編集者に相談して漫画をどういった方向に持っていくかという話し
 合いをしたりするよ。。
 もちろん全て編集者の言う通りにしていては漫画家の漫画ではなく、編集者の
 漫画になってしまうから、曲げない部分も必要。
 でも売れる漫画家になりたいなら、編集者のアドバイスを聞き入れて自分の
漫画を変えていくことも必要になってくるよ。

プロの漫画家になるまではとても大変だし、アシスタントとして修行をするのも楽なことじゃない。
アシスタントとして修行をしても必ず漫画家になれるわけでもないし、そのままプロのアシスタントになる人もいるほど。

本当に漫画家になりたいと考えているならとにかく頑張るしかない。
漫画家としてデビュー出来たとしても、週刊誌であれば毎週締め切りがあるし、その都度読者が喜んでくれる内容を
描き出さなければいけない。
仕事が波に乗って余裕が出るまでは毎日がバタバタと過ぎ去っていくよ。
でも、子供の頃に抱いていた夢の漫画家になるにはたくさんの壁を乗り越えなければならないんだ。

漫画家になるにはどうすればいい?

漫画家になるには幾つかの方法があるけど、まずは漫画を書く基本を学ばないといけない。
独学で漫画を書き続けることも出来るんだけど、基礎ができていないと出版社から発行してもらう時に希望に添えない
などの問題が出てくる。
漫画家になりたいと考えているならまずは漫画の専門学校に通うことをおすすめするよ。
専門学校には就職をサポートしてくれる場所がある。
専門学校を選ぶ時もカリキュラム内容や就職斡旋についての情報もしっかり下調べが必要。

漫画家になる基礎が出来上がったら次にプロの漫画家のアシスタントとして修行を積むことも1つの手。
アシスタントの仕事は漫画家のサポートをすること。
漫画家は漫画を書くことが仕事だけど、漫画を完成させるまでにはたくさんの作業が必要なんだ。
頭の中で出来上ている話を絵として表現していくんだけど、まずは下書きから始まって、清書のペン入れをしたら
消しゴムで下書きの線を消す。
次に黒い色で塗りつぶすベタ塗り、模様の入ったシールのような物を貼るスクリーントーン貼りをなど行って
仕上げていくよ。
この作業の中の消しゴムかけ、ベタ塗り、トーン貼りなどの漫画を書き上げる上での補助的作業がアシスタント
としての仕事。
仕事が認められれば背景や人物のペン入れを任せてもらえる場合もある。
時には掃除や買い物などの漫画とは関係ない雑用を頼まれることもあるよ。
漫画家になりたいと本気で思っているならこのアシスタントの仕事に耐えるしかない。
プロの漫画家になりたいならこういった仕事をまずは1人で全てこなさなければならない。
アシスタントをつけることが出来るのは売れっ子の漫画家だけ。
納期前などは徹夜続きになることもある。
そんな環境に慣れておくことも大切だから、編集部からの紹介でデビュー前にアシスタントとして派遣されることも
あるよ。

基礎を学んで、修行を積んだらあとは行動に移すだけ。
漫画家になりたいという気持ちを出版社に直接ぶつけてみよう。
自分なりに面白いと思える漫画を描いて、出版社に持ち込むとアドバイスをもらえるよ。
見込みがあれば、何度かの修正の後採用されることもある。
ただし持ち込みは、沢山の人が挑戦するし、アドバイスをくれる編集部の方も仕事の合間に見てくれるわけだから
そんなにゆっくりと話が出来るわけじゃない。
しかも優しいアドバイスじゃなく、きつい言葉をかけられることもある。
でも、本気で漫画家になりたいと考えているなら、このアドバイスをしっかりと受け止めて何度も挑戦することが
必要だよ。

アシスタントにもつかず、持ち込みもせず、急にデビューを飾れる方法もあるよ。
それが漫画の新人賞。
この新人賞で大賞を取る事ができればその場で編集担当者がついて、デビュー出来る。
漫画家になりたいと考えているなら、まずはこの新人賞に応募してみるのが一番。
もちろん大賞を取れる確率はとても低いし、大賞を取れるならその程度の技術を持ち合わせていなければならない。
だけど新人賞に応募すると、必ず原稿を編集部の人が見てくれる。
もし大賞に選ばれなくても編集部の人が気に入ってくれたら連絡が来ることもあるよ。

漫画家になりたいならとにかく努力が必要。
時には何の努力もせずにトントン拍子にデビューを飾ってしまう人もいるけれど、それはほんの一握りでしかないよ。
絵を描くことを勉強するだけじゃなく、色々な物に触れておくことも大切。
漫画家は想像力が大事だから、自分が目にしたものや触れたものから想像されることも多いよ。

漫画家をめざすには、実際漫画家になった自分をイメージすることも大事!
常に目標を定めて意識していれば、道がブレないから最短の道を進めるよ☆

漫画家の自分をイメージするために・・・
漫画家を題材にした漫画で、実際の現場を覗き見してみよう♪

「アオイホノオ」
島本和彦
「G戦場ヘヴンズドア」
日本橋ヨヲコ
「バクマン。」
小畑健


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