保育士とは?

保育士とは?

 

 保育士とは、保育園などの児童福祉施設で子供の保育を行う人のこと。
 保育士の仕事は「保育」で、教諭とは違うよ。

 保育士の仕事はあくまで保育だけど、預かっている子どもたちに教えるべきことは
 たくさんあるよ。
 一緒に遊んだり、ご飯を食べたり、お昼寝をさせたりなど基本的な生活習慣を
 身につけさせるのも保育士の仕事。
 それに、子どもたちを褒めたり、怒ったりするのも仕事のうち。
 もちろん預かっている子どもたちはそれぞれ1人ずつ性格が違うよ。

1人1人と向き合って成長を見守っていかないといけない。
保護者に保育所での子どもたちの行動や食事内容を連絡して、気づいたことがあれば保護者にアドバイスをする
こともある。

このように保育士として仕事をするにはたくさんのことに気を配れなければいけない。
その為、保育士試験の内容も多岐に渡り、社会福祉、児童家庭福祉、保育の心理学や子供の保健、子供の食と
栄養など各々の試験科目を全て合格しないと保育士にはなれない。
これらは筆記試験の内容で、この筆記試験をクリアしても実技試験を受けなければならないんだ。

実技試験では、音楽表現や造形表現、言語表現の技術について試験を受けるよ。
保育士が預かる子どもたちは学校教育を受ける前段階で、いろんなことに興味を持ち、いろんな物に初めて触れるよ。
そんな大事な時期の子どもたちを預かるんだから、相応の技術や知識をしっかり身につけておかないと保育士の
仕事は務まらないんだ。

保育士になるにはどうすればいい?

保育士になるには2つの方法があるよ。
1つは厚生労働大臣指定の保育士を養成する学校や施設で必要な課程、科目を履修し、校外実習なども行った上で
卒業すること。
もう1つは国家試験である保育士試験に合格すること。
この保育士試験を受けるには、短大卒業程度の資格が必要。
これらの資格を所持していなくても児童福祉施設での実務経験があれば試験を受けることができる。

保育士になるには保育士試験に合格する必要があるんだけど、働く場所によっては幼稚園教諭の資格がないと
雇ってもらえない場合がある。
幼稚園は保育園と違い学校教育法に基づいた学校だから、保育士資格とは別の幼稚園教諭免許が必要になる。
この免許は大学や短大などの教諭養成課程を受けて卒業することで取得可能だけど、保育士資格を取得後3年
以上の実務経験があると幼稚園教諭免許の認定試験を受けることが出来る。
この試験に合格すると幼稚園教諭免許を取得できるよ。
まずは保育士として働き、ステップアップとして幼稚園教諭免許を取る人もいる。

保育士の仕事は、預かる子供の年齢によっても変わってくるよ。
赤ちゃんにミルクをあげたり、おむつを替える仕事もあるよ。
だから、赤ちゃん専門の保育の資格であるチャイルドマインダーやベビーシッターの資格を持っていることも有利。
その他には、救急救命士の資格や介護福祉士などの資格も持っていて損をすることはないし、働ける場所の幅も
広がるよ。

保育士になるには、とにもかくにも子供が好きなことが大切!
子どもたちと一緒に保育士としての仕事を通して成長出来るのも保育士ならではのこと。
自分が担当していた子どもたちが大きくなって、立派に育っていくのは親同様、保育士としてもとても嬉しいこと。
保育士になるのは大変だし、体力もないと続けられないけど、子どもたちの笑顔に囲まれて仕事が出来るのは
とても素敵なことだよ。

保育士をめざすには、実際保育士になった自分をイメージすることも大事!
常に目標を定めて意識していれば、道がブレないから最短の道を進めるよ☆

保育士の自分をイメージするために・・・
保育士を題材にした漫画で、実際の現場を覗き見してみよう♪

「たんぽぽ保育園カンタマン」
萩岩睦美


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