酒職人(酒造業者)とは?
仕事の後などにおいしいお酒を飲むのは、ホッとするひととき。
最近は、スタンダードなお酒から珍しいお酒まで、いろいろなお酒が販売されているね。
そんなおいしいお酒を造るのが、酒職人(酒造業者)のお仕事。
酒職人(酒造業者)の酒造りの仕事はとても繊細な仕事だよ。
例えば日本酒の場合、酒造りに最適な米を選んで、それを精米して洗った後蒸して、
麹室で発酵させて(麹づくり)、仕込みを終える、などの様々な工程を経て造られているよ。
その工程一つ一つがとても気を使う仕事で、麹づくりは24時間体勢で麹の出来を見守るんだ。
少しでも酒造りの工程でズレが出てしまうと、お酒の出来に大きく影響するから、
仕事が一人前にできるようになるには、何年もの経験が必要になる。
それに、一人ではできない作業だから、コミュニケーション能力も必要だよ。
酒職人と言う通り、職人仕事だから、毎日コツコツと地道な作業をすることになる。
そして、新しいお酒が次々発売されている中で生き残るためには、昔の味をずっと守り続けることも大事だけど、
新しい味を追及するという探究心も必要になってくるよ。
自分が考えて造ったお酒がお店で売られているのを見るのは嬉しくて誇らしい気持ちになるよ。
酒職人(酒造業者)になるには、一番いいのは酒造会社に入社して、そこから酒造りを一から学ぶこと。
酒造会社によって酒造りの工程が違うこともあるけれど、会社に入ってから学ぶことはとても多いし、
お酒を造るにあたって、酒造りのセンスや感覚も重要だから、体で覚えることが大事だよ。
古くから伝統的な酒造りを守り続けている酒造業者もあれば、最近はバイオテクノロジー研究の進化で、
麹づくりを研究して新しいお酒を造るという酒造業者も増えてきたから、自分がどういう酒造りをしたいかを
見極めてその道を進もう!
酒職人(酒造業者)をめざすには、実際酒職人(酒造業者)になった自分をイメージすることも大事!
常に目標を定めて意識していれば、道がブレないから最短の道を進めるよ☆
酒職人(酒造業者)の自分をイメージするために・・・
酒職人(酒造業者)を題材にした漫画で、実際の現場を覗き見してみよう♪