インテリアデザイナーとは?
 

インテリアデザイナーの仕事は大きく分けて2つあるよ。
 1つは、内空間を設計・デザインすること。
 扱うのは、住宅やオフィス、店舗、ホテル、レストラン、劇場、そして、なんと!
 航空機や豪華客船の客室まで幅広く手がけるよ。
 もう1つは、インテリア用品のデザイン・設計など。
 例えば、家具やジュウタン・照明などの身の回りのインテリア用品をデザインする
 のもインテリアデザイナーの仕事。
外国のインテリアデザイナーは、室内空間からインテリア用品まで、まとめて一括でプロデュースするのが
一般的なんだけど、日本ではまだ一部のインテリアデザイナーしか一括プロデュースはしてないよ。
インテリアデザイナーの仕事と間違えやすい、インテリアコーディネーターっていう仕事があるんだけど、
インテリアコーディネーターは、家具や照明、植物といったインテリアの素材を組み合わせてコーディネートする
仕事で、インテリアデザイナーは、材質やコスト管理を元に、ゼロから空間を設計・デザインする建築家の一部が
専門化した仕事なんだ。
というわけで、インテリアデザイナーの方がより専門的な仕事なだけに、知識も必要になってくるよ。
インテリアデザイナーの仕事は現場によって勤務時間が不規則になりがちで、納期が近づくと
徹夜や休日出勤も多くなる。
現場も全国各地になるので出張も多いよ。
でもだからこそやる気のでる仕事。
だって全国に自分が一から作った建物が建つんだから!
わくわくする仕事だね! 

「インテリアデザイナー」というと、何か資格がありそうな感じだけど、残念ながら、インテリアデザイナーという資格
はないんだ。
インテリアデザイナーになるためには、美術大学やデザインの専門学校で学んだ後、家具メーカーや建築会社で
実務経験を積むことになる。
建築学・工学・美術・パソコンによる画面作成技術等、幅広い知識と経験が必要だから、一人前のインテリア
デザイナーになるには10年かかると言われているよ。
「インテリアデザイナー」という資格はないけれど、インテリアデザイナーにとって肩書きとしてあると心強い資格は、
・インテリアプランナー資格
・インテリアコーディネーター資格
・カラーコーディネーター資格
など。
こんな資格を持っていたら、インテリアデザイナーとしてのスキルもアップするし、お客様の信頼もぐっとあがるよ。
これからインテリアデザイナーの仕事を目指すなら、これらの資格を取っておくといいかもしれないね。

インテリアデザイナーをめざすには、実際にインテリアデザイナーになった自分をイメージすることも大事!
常に目標を定めて意識していれば、道がブレないから最短の道を進めるよ☆
インテリアデザイナーの自分をイメージするために・・・
インテリアデザイナーを題材にした漫画で、実際の現場を覗き見してみよう♪
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| 「インテリア」 野間美由紀 | 
