ジャズミュージシャンの漫画:「BLOW UP!(ブロウアップ)」 細野不二彦

  

益荒男高原で開催中の「ジャズフェスティバル88」で、菊池と福田は再会する。

二人は大学時代ジャズカルテット(四人組ジャズバンド)を組んでいた。

今は、福田は、キキン・ビールの宣伝部に勤務。
ジャズフェスティバルにアルコールは欠かせないため、裏方として
ジャズフェスティバルに参加していた。

一方、先輩の菊池は機材運びのアルバイト。
大学4年にも関わらず内定が出ていないどころか、
「ミュージシャンになるんや!」と今も熱い夢を持ち続けている。

福田は、
「確かにうちの部からプロも出ているけれど、先輩なら就職口も多いはず」
と昔と変わらない菊池の熱意に驚く。

その時、福田に電話が入る。
今夜出演予定だった、ボブ・ジョーンズが姿を消したという。
昼のリハーサルで、メンバーと合わないと言いだし、今市内のバーで見つかったと。

今夜の出演には間に合わないかもしれないけれど、とりあえず捕まえなくては、
と菊池を乗せて車を出す福田。

バーに向かう車の中で、福田は、
宣伝部でジャスフェスティバルの手伝いをしているからと言っても
やっていることは、学生時代のバンド、4ビートクラブのマネージャーと変わらない、
ひたすら下働きだと愚痴をこぼす。

バーの入り口には、評論家の鴨下俊がいた。

ボブは、50年代のニューヨーカーに絶大な人気を誇るジャズミュージシャンだった。
日本では今でも人気があるけれど、海外では昔の人気はなくなっていた。

今回、ジャスフェスティバルのスポンサーが、音楽祭にはビッグネームが必要だということで
日本に呼ばれたんだ。

だけど、今のボブは、アル中・・・。

鴨下とともにバーの中に入った二人が目にしたのは、陽気に笑うボブの姿。

福田が、会場に戻ってもらえるようボブを説得するものの、
あのメンバーとは演奏できない、と聞く耳持たず。

仕方がないからボブが酔いつぶれるのを待つことにした三人。

今頃コンサート会場では、有名ジャズミュージシャンが演奏しているのに、、
とため息をつく福田に、
「どうせヒマやし久しぶりに一発かましたらんか?」という菊池。

「天下のボブジョーンズの前で、、」とおじけづく福田に
「今はただの酔っぱらい、
 もいっぺん福田のピアノで吹かしてくれや」
と菊池はサックスを取り出す。

菊池は、ピアノの才能がある福田がサラリーマンになったことが信じられなかった。
でも今はそんなことはどうでもよく、ただもう一度一緒に演奏したいだけだった。

演奏を始めた途端・・・
空気が変わる。

決してうまい演奏ではないけれど、二人の演奏がボブを蘇らせることに・・・。

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