漫画家を題材にした漫画:「吼えろペン」 島本和彦

  

漫画家を題材にした漫画:「吼えろペン」 島本和彦

炎尾燃は、月に2本の連載と数本の読み切りをこなしている漫画家。
漫画に対する想いが熱すぎる少し変わった性格の持ち主。

炎尾が10年前に描いた「ワイルドピッチ」が実写映画化されることになった。
でもあまり喜ばない炎尾。
これまで実写化の企画が持ち上がっては消えてきたから、素直に喜ぶことができなかったんだ。

そんな炎尾に弾監督が、
「人間心が弾まなくなったら、、そこですべてが止まっちまうぜ!!」
と一喝。
「ワイルドピッチ」は、「逆上ナイン」と名前を変え、撮影がスタートする。
炎尾はロケ地、三重へと向かった。
目の前で自分の作品が撮影されていることに感動した炎尾。
弾監督を信用しているものの、つい撮影に口を出してしまう。
「魂を口から出した後にうなって出てくる声こそ本物なんだ!」
と吼える炎尾。
だけど弾監督は「素人は口を出すな」と聞く耳をもたない。

翌日、トラックにはねられそうになった子供を主人公が助けるシーンの撮影が行われた。
あまりにも魂の入った様子に、炎尾は動揺する。
漫画では、”見開きで描けばページ数が稼げる”くらいの気持ちで描いた手抜きのシーンだった。
それなのに、骨折までして挑んでくれる俳優を見て、炎尾は、「マンガを描こう」と気持ちを改める。
 
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